ICMIF Biennial Conference 2015

ICMIFでは、総会参加者だけでなく同伴者の皆様にも楽しんでいただけるように各種観光ツアーとイベントを企画しました。一日観光ツアーには昼食が含まれています。

2015年10月7日(水)と8日(木)には同伴者向け観光ツアーを催行します。総会終了後の10月10日(土)には、総会参加者と同伴者を対象としたツアーを催行します。以下に、各ツアーの詳細をご案内します。

ツアーの集合場所は、いずれもハイアット リージェンシー ミネアポリスのロビーです。

2015年10月7日(水)
同伴者向け一日観光ツアー「
ミネトンカ湖観光とヨットでの湖上遊覧」
(昼食付き)

いくつもの湖が水路で結ばれたミネトンカ湖は、240キロに及ぶ湖岸線が複雑に入り組み湾を形成した、ツインシティ地域最大の湖です。緑豊かな湖岸をドライブすると、豪邸やビーチ、公園、趣のある町などが次々に現れます。1880年代、ミネトンカ湖は国内有数の観光地として有名になり、近辺の裕福な市民はこぞって夏の別荘を、やがては年間を通じて住むための豪邸を湖畔に建てました。今日では、レジャーやウォータースポーツのメッカとして賑わっています。ミニカーなどの玩具で有名なトンカ社や、伝統的なモカシン靴メーカーとして有名なミネトンカ・モカシン社は、ここで生まれました。ツアーでは、64フィートの豪華ヨットで2時間の湖上遊覧を楽しんだ後、広さ2.9平方キロに2,397人が住む小さな湖岸の町エクセルシアを散策します、エクセルシアは、今と昔が触れ合うのんびりとした雰囲気の中に、アンティークショップや専門店、レストランなどが軒を連ねる趣のある街です。

2015年10月8日(木)
同伴者向け一日観光ツアー「
ツインシティ観光とモール・オブ・アメリカ」
(昼食付き)

アメリカでツインシティ(双子の都市)と言えば、ミネアポリス市と対岸のセントポール市を指します。このツアーでは、ツインシティの中心部と周辺の観光スポットを回ります。中西部随一の観光レジャー施設やエンターテインメント施設などを誇るミネアポリスには、高層ビル群やメインストリートのニコレットモール、スカイウォーク、劇場街、ガスリー劇場、ミネアポリス彫刻庭園、オーケストラホール(ミネソタ管弦楽団本拠地)、ミルウォーキー鉄道駅舎、70年代の大人気番組「メアリー・タイラー・ムーア・ショー」のロケ地として使われた家、ミネアポリスの誕生地といわれるセントアンソニー滝など多くの見どころがあります。ツアーでは、ミネソタ州最古の観光スポット、ミネハハの滝で下車観光します。ミネトンカ湖を源流とする全長35キロのミネハハ川は、ミネアポリス市西部からミネハハの滝を経てミシシッピ川に流れ込みます。国民的詩人ロングフェローの叙事詩「ハイアワサの歌」にも描かれた落差16メートルのミネハハの滝には、毎年、州内外から多くの観光客が訪れます。

ミネハハ滝の観光後、ミネソタ州都でもあるセントポール市に向かいます。近代的な高層ビルと混在するアールデコやビクトリア朝の建造物がレトロな雰囲気をかもしだすセントポールには、ライスパーク、オードウェイ劇場、ランドマークセンター、子ども博物館、史跡にも指定されている軽食レストラン「ミッキーズダイナー」、フィッツジェラルド劇場、ミネソタ歴史センター、アメリカ国内でユタ州議会議事堂について美しいと言われているミネソタ州議会議事堂、セントポール大聖堂などの観光スポットがあります。下車観光するセントポール大聖堂は、バチカンのサンピエトロ寺院を模したドームを持つルネッサンス様式の美しい大聖堂で、全米4位の規模(3,000人収容)を誇っています。

その後、ビクトリア朝の邸宅や協会、ユダヤ教礼拝堂、学校などが延々と立ち並ぶ道路としては国内有数の長さを誇る、サミットアベニューをドライブします。19世紀のアメリカには、サミットアベニューのような興味深い歴史的建造物が立ち並ぶ大通りが多く見られましたが、その多くは社会の進歩とともに特徴を失っていきました。しかし、セントポール市は保存に成功し、鉄道王ジェイムズ・ヒルや「グレート・ギャッツビー」などの作品で有名な小説家、F・スコット・フィッツジェラルドの大邸宅、州知事公邸をはじめとする豪邸を今でも見ることができます。

最後に、全米最大級のショッピングモール「モール・オブ・アメリカ」にご案内します。延べ床面積39万平米、通路全長6.8キロの規模を持つこの商業施設は、真ん中の広場を中心に4つのゾーンに分かれ、店舗のほか遊園地などの娯楽施設も備えた都市の中の都市を形成しています。ここでは、2時間のフリータイムを取っていますので、衣類や靴に税金がかからないミネソタ州ならではの免税感覚でショッピングをお楽しみください。