ICMIF Biennial Conference 2015

ミネアポリス – 自然と都市が共存する町

ミネアポリスは普通の町ではありません。自然に隣接した都市として愛されています。ホテルから一歩外に出るとミシシッピ川のカヤックが見えるような町は、世界広しといえどここだけです。都市が持つ洗練さと自然の美が見事に調和し、ホテルから車で数分走るとアウトドアの世界が広がっています。昼は大自然を堪能し、夜は賑やかなバーでひと時を、という楽しみ方ができる町です。

20に及ぶ湖沼、ミシシッピ川とその支流や小川、滝など水の自然に恵まれたミネアポリスは「湖の町」としても知られています。「チェインオブレイクス」地区では、湖を結ぶ自転車道・遊歩道が整備され、数々の自然公園はグランドラウンズ・シーニックバイウェイと呼ばれる観光道路で結ばれています。ミネアポリス市はミシシッピ川の対岸にあるセントポール市と合わせて「ツインシティ(双子の都市)」と呼ばれており、この2市を中心に近隣地域を含むツインシティ大都市圏が形成されています。かつては世界の製粉業の中心地、また林業の中心地として栄えましたが、今日では、シカゴとシアトルの間で最大のビジネスの拠点として地域経済を支えています。全米上位500社のランキング「フォーチュン500」にランクインした企業が多い都市別ランキングでは、5位に入っています。

ミネアポリスは、「1万の湖の州」として知られるミネソタ州最大、全米では第48位の都市です。都会の洗練さと美しい自然が完全に調和するツインシティは、近代的な高層ビルと楽しいナイトライフ、活気あふれる金融街、多くの美術館、博物館、劇場を擁する豊かな文化、そしてプロスポーツ(アメリカンフットボールのミネソタバイキングス、バスケットボールのミネソタティンバーウルブスとミネソタツインズ、アイスホッケーのミネソタワイルドの各チームの本拠地)と、多彩な魅力にあふれています。ミネアポリスで生まれ、その後全国的規模に発展した企業には、3Mや小売業のターゲットがあります。

ミネアポリスにはもともと、スー族の一派、ダコタ族が先住民として住んでいましたが、1680年ごろにフランスから入植者がやってきました。ミシシッピ川の西岸に建設された町が、ミネソタ準州の法律でミネアポリスとして正式に認められたのは1856年のことです。1867年には市に昇格し、ミネアポリスとシカゴを結ぶ鉄道も開通しました。

産業面では、徐々に製粉の中心地となり、その後、ミネソタ州のビジネスと交通の要所として栄えるようになりました。同時に、レジャーや文化の中心地としても発展していきました。

総会が開催される秋は紅葉の季節で、見事な景色を楽しむことができます。また、収穫のシーズンでもあり、地元産の有機食材が多くテーブルにのぼる時期です。

ミネアポリスには季節や天候を問わず、一年中いろいろな楽しみがあります。自然と都市が完全に調和した町、それがミネアポリスです。

空港

ミネアポリス・セントポール国際空港(空港コードMSP)は、年間3,400万人が利用する大空港で、国内14位にランクされています。空港には2つのターミナルがあり、航空会社12社が国内114空港と海外21空港を結んでいます。

総会ホテルのハイアット リージェンシー ミネアポリスは空港から24キロのところにあり、タクシーを利用すると20分ほどで到着します。料金は50 USドル前後です。空港と市の中心部やモール・オブ・アメリカを結ぶ路面電車(LRT)を利用してホテルに向かうこともできます。ただし、ホテル最寄り駅はホテルから4ブロックほど離れていますので、スーツケースなど重い荷物を持っているときは、最寄り駅からホテルまでタクシーを利用することになります。

総会参加費

総会参加費には、総会資料、総会期間中の昼食と総会主催夕食が含まれます。10月10日(土)の観光ツアーに参加を申し込まれる場合は、参加保証金として50 USドルを申し受けます。ただし、ツアー参加キャンセルの場合も払い戻しませんのでご了承ください。

参加費種別

参加費

会員 2,200 USドル
非会員 3,200 USドル
特別割引に該当する会員* 800 USドル
同伴者 800 USドル
観光ツアー(10月10日** 50 USドル

* 途上国の会員で、総保険料収入が500万USドル未満の場合に適用されます。 ** 無断不参加防止のための保証金で、参加キャンセルの場合も払い戻されません。

総会参加取り消しの場合の取り扱い

2015年8月28日(金)より後に参加を取り消す場合、参加費全額をキャンセル料として申し受けます。予めご了承ください。

ICMIF年次総会

総会前日の2015年10月6日(火)に、ICMIF年次総会が開催されます。会場は、ハイアット リージェンシー ミネアポリス会議・宴会場棟5階の「レイクスペリオル」ルームで、時間は午後3時から4時30分までです。総会次第は、事務局長報告、各委員会報告、会計報告、理事選出などです。ぜひご出席ください。

総会受付デスク

ハイアット リージェンシー ミネアポリスのICMIF総会会場(会議・宴会場棟4階の「グレートレイクス」ルーム)前のエリア(「グレートレイクス・プロムナード」)に、ICMIF総会受付デスクを開設します。オープン時間は2015年10月5日(月)の午後1時から6時30分までと、10月6日(火)の午前8時30分から夜8時までです。総会参加者の皆様は、ホテル到着後、総会受付デスクにて受付をお済ませになり、総会資料一式をお受け取りください。総会第1日目の10月7日(水)以降にホテルご到着の場合は、総会会場(「グレートレークス」ルーム)の近くに開設する総会ヘルプデスクで資料一式をお受け取りください。10月10日(土)に催行する観光ツアーの参加証も、総会受付デスクでお受け取りください。

使用言語と同時通訳

ミネアポリス市では、英語のほか、人口の8.9%がスペイン語を話します。総会では、本会議と分科会の全セッションに、日本語、英語、フランス語、スペイン語の同時通訳が入ります。

総会の事前資料配布と総会後の講演内容報告

各発表者のプロフィールを含む事前資料を総会前に準備して総会サイトに掲載します。印刷したものは総会資料一式に入れてお渡しします。事前資料には総会に関する最新情報も掲載しますので、必ずお読みください。総会で行われた講演や発表の内容とパワーポイントのスライドは、総会終了後できるだけ速やかに総会サイトに掲載する予定です。

通貨

アメリカの通貨はUSドルで、USD 、$などと表記されます。銀行の営業時間は午前8時30分から午後5時までです。クレジットカードや旅行小切手も幅広く使われています。

気候

10月のミネアポリスは日によって温度が変わり、日中の最高気温は19度から11度と幅があります。また、過去の降水確率は平均37%となっていますので、雨具をご用意ください。