一般情報

気候

ローマは地中海性気候であり、冬は涼しく、夏は一般に暑く、一年中いつでも訪問するのに適しています。

10月はローマを訪れるのには素晴らしい月です。天気は良く、木の葉は赤く色づき、空気はそれまでの月よりも爽やかです。平均気温は18℃、最高気温は23℃と、10月のローマは温暖で暑さを感じません。また、1日の日照時間は8時間、月間の降雨日数は12日で降雨量がわずか94 mm程度であるため、あまり雨に降られずに街を散策するのに十分な時間があります。
 

パスポートとビザ

EU市民：イタリアは1958年から欧州連合に加盟しています。したがって、シェンゲン圏に属する国の市民は、パスポートまたは有効な身分証明書だけを持てばローマを訪れることができます。

米国市民：90日未満の旅行の場合、米国市民はイタリアに入国するためのビザを取得する必要はありません。ただし、パスポートの有効期間は出国予定日から少なくとも6か月間残っている必要があります。

オーストラリアとニュージーランドの市民：90日未満の旅行の場合、オーストラリア市民はイタリアに入国するためのビザを取得する必要はありません。パスポートは、帰国予定日から少なくとも6か月間有効である必要があります。

ニュージーランド人はイタリアに入国するのにビザは必要なく、イタリアで最大3か月間滞在することができます。ただし、帰りの航空券と、出国予定日から少なくとも3か月間有効なパスポートが必要になります。

他のいくつかの国では、90日までの滞在にはビザは必要ありませんが、イタリアに入国するには有効なパスポートが必要です。

詳細については、旅行前にイタリア外務省のウェブサイトを参照してください。https://vistoperitalia.esteri.it/home/en
 

自由な晩と地元料理

ローマを訪れたら空き時間でわくわくする自分好みの旅程を組み立てることができます。ローマには、220以上の美術館と15のユネスコ世界遺産があります。この街にはまた、古代ローマとコロッセオ、皇帝たちのフォルム、サン・ピエトロ大聖堂とシスティーナ礼拝堂、カラヴァッジオやラファエロの絵画があるバロック様式の教会など、数多くの歴史の舞台が存在します。しかしローマはまた、青く澄んだ空を持ち、平和な暮らしのできる近代的都市でもあり、それが完璧なローマの背景となっているのです。

食事

ローマは、「ピザアルタリオ」（四角くスライスされたピザ）を切り売りする何百という店の一つから、シックで高級なレストランまで食べる場所に事欠かず、感覚や味覚を楽しませてくれます。ピニェートやガルバテッラのような郊外から、トラステヴェレやナヴォーナ広場まで、至る場所にレストランがあって、イタリア料理を世界的に有名にしたローマ料理の秘儀を世に知らしめる用意ができていることをあなたは知ることでしょう。
ローマにご滞在中、おすすめレストランのリストについてICMIFチームにお尋ねください。こちらからもダウンロードできます。

ナイトライフとエンターテインメント 

ローマの夜にはたくさんの選択肢があります。アイスクリームを片手に、トラステヴェレ地区（テヴェレ川からわずかの距離）の石畳の通りを散歩できます。あるいは、カンポ・デイ・フィオーリ広場を見渡すカフェに座りこんでボーっとすることもできます。はたまた、ローマのナイトライフの「ホットスポット」であるテスタッチョで、たくさんあるクラブのどこかで夜通し踊ることもできます。

ローマはまた、演劇やオペラ好きにも楽しむ機会をたくさん与えてくれます。小さなアングラ劇場から、アルジェンティーナ劇場やシスティーナ劇場のような大劇場や、教会などの変わった場所まで、ローマのドラマチックな芸術や劇場のラインナップは、古典的な演劇からより型にはまらないものまで多様です。ショーの最新情報については、ホテルのコンシェルジュにお問い合わせください。

ショッピング

ローマは物価が高い都市なので、たくさん安い買い物ができるとは期待しないでください。それでも、Gucci、Valentino、Fendiなどの高級ブティックが立ち並ぶスペイン広場あたりを歩き回る場合は特に、ウィンドウショッピングは楽しいものです。ローマには、H＆M、TEZENiS、ALDOなどの一般大衆向けのお店もたくさんあります。テスタッチョやトラステヴェレのエリアに足を踏み入れると、洋服やバッグから本や骨董品まで、あらゆるものを売るマーケットが屋内にも屋外にもたくさん見つかります。

市内中心部にあるお店の代わりに、カステルロマーノ・アウトレット・センターに行くこともできます。
 

現地の交通手段

歴史地区はそれほど大きくなく（コロッセオからスペイン広場までわずか2.5 km）、ほとんどの遺跡は同じエリア内にあるため、徒歩で簡単に歩き回れることは知っておきましょう。

ローマのバス網は広範囲で非常にうまく機能していますが、地下鉄の方が旅行者にとってはるかに簡単に利用できます。

公共交通機関の切符は、地下鉄や主要なバス停の新聞売り、新聞スタンド、バー、自動販売機（釣銭は出ない）で事前に購入する必要があります。
 

地下鉄 

ローマの地下鉄（ローマっ子はメトロポリターナと呼ぶ）は、歴史的な市街地を横切るのではなく回り込んでいます。テルミニ中央駅で交差するA（赤）とB（青）の2本の路線しかありません。

電車は毎日5時30分から23時30分まで（土曜日は0時30分まで）、約7～10分おきに運行しています。
 

市中心部でのタクシー利用

メーターで課金される認可を受けた正規の白色または黄色のタクシーを探すことをお勧めします。特に夜間に路上でタクシーを停めるのはほぼ不可能で、中心部の多くの場所にタクシー乗り場があります。

ローマ市内でタクシーを呼ぶ際の電話番号は、06 3570、06 4994、06 6645、06 5551、06 8822のいずれかです。
 

現地時間と店舗やアトラクションの営業時間

ICMIF100周年記念大会の時期のローマ時間はCEST（中央ヨーロッパ夏時間）になります。

ローマにおける営業時間にはやや制限があり、多くの店舗はランチタイムに閉店して、2～3時間後に再開します。これにかかわらず、土産物店、スーパーマーケット、デパートはずっと開いています。

ローマのほとんどの店舗は、月曜日から土曜日の9時から13時または13時30分まで営業し、その後15時30分から19時30分まで営業を再開します。目抜き通りの店舗はランチタイムには閉店せず、また他の店に比べて通常は夜遅くまで営業しています。

大きな商店街やビジネス街では、日曜日にも衣料品店やデパートが営業しています。

ローマの人気アトラクションのほとんど（コロッセオ、噴水、トレビの泉、ナヴォーナ広場など）は屋外にあるため決まったスケジュールはありませんが、多くは早朝に開き、通常は日没と同時に閉じられます。

ローマの主要な美術館やアートギャラリーは、8時30分頃から19時30分まで開いています
 

イタリアの健康保険

英国市民：英国市民は、欧州健康保険カード（EHIC）にアクセスできます。これにより、イタリアの医療に低コストで、または必要に応じて無料でアクセス可能となります。

米国、カナダ、オーストラリアの市民：これらの国の市民がイタリアに旅行する際に保険に加入することは義務ではありませんが、保険加入を常に強くお勧めします。

シェンゲン圏旅行保険：イタリアやその他のシェンゲン協定加盟国への入国にビザが必要な場合は、帰国費用と医療費をカバーする旅行保険が義務付けられており、適切な保険加入についての証明書を提出しない限り、ヨーロッパへの入国に必要なビザは発行されません。
 

安全とセキュリティ

ローマは、単独の旅行者にとっても一般的には安全な場所です。暴力犯罪はほとんどありませんが、観光客を狙った詐欺やスリが多発しています。他の大都市においてと同様に、観光客に見えないようにするのが良いでしょう。夜間は鉄道駅を避け、カメラやビデオカメラを見えないところにしまい、お金は安全な場所に保管してください。

ドレスコード

大会の全セッションのドレスコードは、スマートビジネスです。歓迎レセプションについては、スマートカジュアルとなります。ガラディナーに関しては、エレガントな夜会用の服装をお勧めいたします。 

環境問題

パンフレットなどの印刷を避けるために、ICMIFは提供可能になったところで、このウェブサイト上で参加者にとり必要なすべての情報を共有します。また準備が整い次第、イベントについてのすべての必要情報を掲載した参加者向けのアプリも始動させます。

また、ICMIFはストラップとパスホルダーをリサイクルしますので、イベント終了後にそれらをICMIFスタッフにご返却いただきますようお願いいたします。
 

電圧とプラグ

イタリアでは、タイプC、F、L の3つのプラグタイプがあります。プラグタイプCは2本の丸いピンを持つプラグ、プラグタイプFは側面に2つのアースクリップが付いた2本の丸いピンを持つプラグ、そしてプラグタイプLは3本の丸いピンを持つプラグです。 イタリアの電圧は230ボルトで50Hzです。